コード生成グループ「セル塗潰色RGB作成」の解説
- yuji fukami
- 10月20日
- 読了時間: 2分
概要
書籍「Excel VBA開発を超効率化するプログラミングテクニック」の特典であるIkiKaiso2.xlamのリボン登録マクロの解説のための特設ページです。
出版社の書籍のページ⇒https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-14023-6
リボン登録マクロ全体解説ページ⇒https://www.softex-celware.com/post/ikikaiso2
本ページではIkiKaiso2.xlamの「コード生成」グループの「セル塗潰色RGB作成」ボタンの使い方を解説します。

解説
用途
選択セルの塗潰し色のRGB形式の値を取得する
使い方
実際の操作説明の動画です。
動画に沿って使い方の手順は次の通りです。
①:セルの塗潰色が設定されたセルを選択する
②:「セル塗潰色RGB作成」ボタンをクリック
③:選択セルの塗潰し色のRGB式「RGB(**,**,**)」のコードが自動作成されてクリップボードに格納される(イミディエイトウィンドウに確認表示)
④:コード内で適当な所に貼り付け
一部技術解説
上記の動画の様に特定のセルの塗潰色のVBA処理による変更は、動画のコードも参考にすると次のように「Rangeオブジェクト.Interior.Color = [色のRGB値]」という記述になります。

このほかに、セルのフォント色、シェイプの背景色やシェイプのフォント色の変更などでも「色のRGB値」の設定を行ったりしますが、この「色のRGB値」がどんな値かを取得する際にこの「セル塗潰色RGB作成」が便利だったりします。
セルフォント色:Rangeオブジェクト.Font.Color = [色のRGB値]
シェイプ背景色:Shapeオブジェクト.Fill.ForeColor.RGB = [色のRGB値]
シェイプフォント色:Shapeオブジェクト.TextFrame2.TextRange.Font.Fill.ForeColor.RGB = [色のRGB値]
一般的にExcel内で色のRGB値を確認するには下記図の通り、「セルの書式設定を起動」→「そのほかの色」→「RGB値を確認」の手順で確認できます。
ただしこの方法だとRGBの値を3つそれれぞれ別の場所にコピーするか手元に数字をメモしておくなどの手間が発生するので、この際に「セル塗潰色RGB作成」機能が役に立ったりします。


コメント