二次元配列の列数を拡張する
- yuji fukami
- 1月6日
- 読了時間: 2分
更新日:1月8日
<概要>
今回は二次元配列の列数を拡張する汎用プロシージャの紹介です。
例えば、10x5の二次元配列があった場合に、新しく一番右側に列を追加して10x6の二次元配列を作成するような処理となります。
新しく追加された列は、空白の要素が入っているのですが、こちらに何かしら計算した値を入れるなどして、その列でフィルター処理を行うような処理などに使ったりすることが多いです。
<実行例>
実行例のサンプルコードは次の通りです
上記コードで配列の中身の確認には以前に紹介したDPAを利用しています。
シートの[A1:C5]のセル範囲には次のように値が入っています。

実行結果のイミディエイトウィンドウは次のようになります。
処理後には新しく4列目に空白の列が追加されているのが確認できると思います。

実行サンプルで第2引数に1を入れていますが、ここに2とか3を入れたらその個数分だけ空白の列が追加される処理もできます。
<関連コード>
今回の汎用プロシージャは、下記の別で紹介している汎用プロシージャを使用しています。
・IsArray2D → https://www.softex-celware.com/post/isarray1d
・IsArray2DStart1 → https://www.softex-celware.com/post/isarray1d
<関連記事>
今回紹介しているような汎用プロシージャを部品として一元管理する方法は別記事で紹介していますので、是非このノウハウも参考にしてみてください。
コーディングを効率化する上でどんどん増やしていった汎用プロシージャ(部品)をいくら増やしても簡単に流用ができるような仕組みの構築が可能になります。

コメント