一次元配列のすべての要素に対して、指定した数値を一括で乗算する汎用プロシージャ Excel VBA
- yuji fukami
- 1 日前
- 読了時間: 2分

<概要 (値乗算)>
MultValueArray1D は、一次元配列のすべての要素に対して、指定した数値を一括で乗算する汎用プロシージャです。
Excel VBA では、配列の各要素に同じ計算を行いたいケースが頻繁にありますが、この関数を使うことで For~Next を毎回書かずに、安全に処理を共通化できます。
一次元配列かどうか
配列の開始インデックスが 1 かどうか
を事前にチェックしているため、想定外の配列構造によるバグを防ぎやすい設計になっています。
<実行例>
実行例のサンプルコードは次の通りです
実行結果のイミディエイトウィンドウは次のようになります。

指定した一次元配列の各要素に対して引数 Value で指定した数値が順に乗算されます。
配列の要素数・並びはそのまま維持され、計算後の値のみが反映された新しい配列が返されます。
<関連コード>
今回の汎用プロシージャは、下記の別で紹介している汎用プロシージャを使用しています。
・IsArray1D → https://www.softex-celware.com/post/isarray1d
・IsArray1DStart1 → https://www.softex-celware.com/post/isarray1d
<関連記事>
今回紹介しているような汎用プロシージャを部品として一元管理する方法は別記事で紹介していますので、是非このノウハウも参考にしてみてください。
コーディングを効率化する上でどんどん増やしていった汎用プロシージャ(部品)をいくら増やしても簡単に流用ができるような仕組みの構築が可能になります。



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