Excelやデスクトップアプリから作業開始を記録できるようになりました(らくログタスク 外部連携API)
- yuji fukami
- 7月12日
- 読了時間: 5分
作業時間をかんたんに記録できるWebアプリ らくログタスク に、外部ツールから作業開始を登録できるAPI機能を追加しました。
らくログタスクは、ブラウザから無料で使える作業日誌アプリです。まだ使ったことがない方は、らくログタスクを開く からそのまま試せます。
これにより、Web画面を開いて作業名を選ぶだけでなく、Excel VBA、PowerShell、デスクトップアプリ、社内ツールなどから作業名を送信して、らくログタスク側に作業履歴を残せるようになります。
これは「APIを追加しました」という技術的な話であると同時に、作業記録の入り口が広がったという改善でもあります。これまでは、作業を始めるたびにらくログタスクを開いて作業を選ぶ必要がありました。これからは、普段使っているツールの側から作業開始を送るだけで済みます。
外部連携APIでできるようになったこと
外部ツールから POST /api/v1/tasks/start に作業名を送信すると、その作業名でらくログタスクに作業履歴が登録されます。
送信したときのらくログタスク側の動きは次のとおりです。
送信された作業名で、作業開始が登録される
当日の出勤記録がまだない場合は、開始時刻を出勤時刻として自動で作成する
進行中の作業が別の作業名だった場合は、前の作業を終了して新しい作業を開始する
進行中の作業が同じ作業名だった場合は、重複登録せずそのまま継続する
「送るだけで、あとは適切に処理してくれる」という形にしてあるので、外部ツール側で出勤済みかどうかや、いま何の作業中かを気にする必要はありません。
そもそもWebアプリのAPIとは何か、リクエストとレスポンスがどう流れるのかといった基礎的な仕組みについては、別記事「WebアプリのAPIとは — 外部から操作する仕組みをやさしく解説」で解説しています。APIに触れるのが初めての方は、そちらを先にご覧いただくと理解しやすいと思います。
想定される活用例
たとえば、次のような使い方が考えられます。
Excelのボタンから「見積書作成」の作業開始を送信する
デスクトップアプリで案件を開いたタイミングで、その案件名の作業を開始する
PowerShellスクリプトから、定型作業の開始を送信する
案件管理ツール側で選択した案件名を、そのまま作業名としてらくログタスクに送る
将来的には、PC起動時やスタートアップアプリから出勤・作業開始と連携する、といった発展も考えられます。ただしこれは現時点では構想であり、デスクトップアプリ側の連携機能はまだ完成していません。「PC終了時に自動で退勤できます」といったことは、いまの時点ではできない点にご注意ください。
使い方の概要
利用者側の手順は、大きく次の5ステップです。
らくログタスクの設定画面を開く
「外部連携API」でAPIトークンを発行する
外部ツール側にAPIトークンを設定する
外部ツールから作業名をJSONで送信する
らくログタスクの入力画面や履歴画面で反映を確認する
設定画面の「外部連携API」カードには「詳細説明」ボタンがあり、そこから外部連携APIガイドを開けます。実際に送信するときのリクエスト例やパラメータの詳細はこちらにまとめてありますので、外部ツールを作る際はガイドを見ながら進めてください。
送信データのイメージ
送信するリクエストは、次のような形です。
POST https://rakulog-app.vercel.app/api/v1/tasks/start
Authorization: Bearer rlt_xxxxx
Content-Type: application/json
{
"taskName": "見積書作成",
"source": "desktop-app"
}各項目の意味は次のとおりです。
taskName は必須。らくログタスクに登録される作業名になります
source は任意。どのツールから送信したかを識別するために使えます
startedAt を指定すると、任意の開始時刻として送信できます
なお、APIトークンの全文は、記事やスクリーンショット、共有ファイルなどに出さないようにしてください。
レスポンスで処理結果を判定できる
今回の更新では、レスポンスに action を返すようにしました。
{
"ok": true,
"action": "started"
}action の値は2種類です。
started: 新しく作業を開始した
continued: すでに同じ作業が進行中だったため、重複登録せず継続した
外部ツール側でこの値を見れば、「新しい作業が始まったのか」「すでに同じ作業中だったのか」を判定できます。たとえば、ボタンを何度か押してしまっても作業履歴が細切れにならず、continued が返るだけで済みます。連打や再送信を過度に恐れずに済むのは、外部ツールを作る側にとって扱いやすい仕様だと思います。
セキュリティ面について
APIトークンは、らくログタスクにログインするパスワードと同じくらい大事なものです。トークンを知っている人は、そのアカウントに作業記録を書き込めます。
扱いのポイントは次のとおりです。
APIトークンはパスワードと同じように扱い、他人に見せない
トークンはURLに含めず、Authorizationヘッダーで送る
不要になったトークンは、設定画面からいつでも無効化できる
無効化したトークンは一覧に表示されなくなるため、管理画面が散らかりにくい
なお、らくログタスクのデータベースにはトークンの全文を保存しておらず、ハッシュ化した情報で認証する設計にしています。万一データが漏れても、そこからトークンを復元して使うことはできません。
利用者として押さえておくべきなのは、「安全に扱う必要がある」「不要になったら無効化できる」という2点です。
今回の更新内容
外部連携API基盤の追加
APIトークンの発行機能
APIトークンの無効化機能(無効化済みトークンは一覧から非表示)
外部連携APIガイドページの追加
POST /api/v1/tasks/start による作業開始の登録
当日の出勤記録がない場合の自動作成
進行中作業がある場合の作業切替
同じ作業名を連続送信した場合の重複防止
レスポンスの action(started / continued)
まとめ
今回の外部連携APIによって、らくログタスクはWeb画面で使う作業記録アプリから、外部ツールとつながる作業記録基盤へ少し近づきました。
まずはExcelやPowerShell、デスクトップアプリからの作業開始登録に対応しました。作業開始のたびにブラウザを開いて選ぶ手間がなくなれば、記録漏れも減らせます。今後は出勤・退勤や案件管理との連携など、より自然に作業ログが残る仕組みへ発展させていく予定です。
らくログタスクは、ブラウザですぐに使える作業日誌アプリです。作業記録を手軽に残したい方は、まず らくログタスクを使ってみる からお試しください。
外部連携APIの実際の使い方(リクエスト例・パラメータの詳細)は、外部連携APIガイド にまとめてあります。

