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他グループ「選択シェイプを画像出力」の解説

概要

 書籍「Excel VBA開発を超効率化するプログラミングテクニック」の特典であるIkiKaiso2.xlamのリボン登録マクロの解説のための特設ページです。


出版社の書籍のページ⇒https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-14023-6


リボン登録マクロ全体解説ページ⇒https://www.softex-celware.com/post/ikikaiso2


 本ページではIkiKaiso2.xlamの「ボタン設置」グループの「選択シェイプを画像出力」の解説をします。

選択シェイプを画像出力

 別記事の「選択セル範囲を画像出力」と姉妹機能となります。


解説

 用途

 スクリーンショット(Windows+Shift+S)で取得してシート上に貼り付けた画像を、画像ファイル(jpgファイル)として出力する。

 簡易的な説明図をシート上で作成して説明用の資料(画像)をその場で作成する。


 使い方

 実際に使っている様子の動画を下記でご確認ください。


 手順は次の通りです。

①:スクリーンショットを撮影してシート上に画像を貼り付ける(スクリーンショットのショートカットキーはWindows+Shift+S、PrintScreenキー)

②:貼り付けた画像を選択した状態で「選択シェイプを画像出力」をクリック

③:出力する画像のファイル名を入力する。デフォルトで「[日付]_画像[番号]」として入力される。[日付]は今日の日付、[番号]はすでに出力済みの画像ファイルより自動的に番号を割振り。

④:画像を貼り付けてあるブック(起動中ブック)が保存されているフォルダ上に画像がjpgファイルとして出力される。


 即席で説明図を作成して共有できる

 上記の用途でも少し説明していますが、こちら「選択シェイプを画像出力」の機能は簡単な説明図をシート上で作成して、誰かにその画像を送付して説明するために使ったりします。

 下記動画は別記事「列表示切替」において使用した説明図ですが、このような図をすぐに画像として出力して、ブログ等に貼り付けに利用できたりします。


 画像の出力先と画像名

 上記でも説明していますが、画像の出力先と画像名は次のようなルールとなっています。

 

 画像の出力先

 画像は出力対象のスクリーンショットが貼り付けられたExcelブックが保存されているフォルダ上に出力されます。ですのでエクスプローラー上ではブックと並ぶ形で画像ファイルが出力されるようになります。

 

画像の出力先

 画像ファイル名

 画像のファイル名は「[日付]_画像[番号]」がデフォルトで設定されます。

  • [日付]は今日の日付で「YYYYMMDD」の表示形式で8ケタの数字となります。

  • [番号]は出力先のフォルダの中身を自動的に確認して1,2,3...と自動的に番号を振ります。例えば下記図のように日付は「2025/10/28」の場合に「20251028_画像1.jpg」,「20251028_画像2.jpg」,「20251028_画像3.jpg」が出力されている場合は、次に出力される画像のデフォルト名は「20251028_画像4.jpg」のように次の番号が自動的に割り振られます。ですので、そのままデフォルト名から変更せずに「OK」を押して画像を出力すると自動的に日付、番号でファイルが整列するようになります。


    画像ファイルのデフォルト名

 より具体的な用途

 下記図は、実際にココナラにて私がお客様に連絡するときに画像を添付して説明している例です。

 説明用に画像を1,2,3,4と用意しておいて、それぞれ説明文とともに画像を添付しています。

 このようにすることでお客様にとっては「この部分はこの画像を見ながら確認知ればよい」というのが順序良く頭も整理しつつ確認ができて効率的です。

顧客説明での画像の利用

 さらに利点はこれだけでなく画像ファイルが「[日付]_画像[番号].jpg」の名前のルールで残ることで、下記図のように作業フォルダ内に規則正しく並ぶようになります。

 これによってあとで作業内容を見返して思い出したりすることも簡単になります。

 実際に、私自身が開発請負で同時並行で常時10件以上を対応することもあるのですが、このように画像ファイルの資料として記録を残して整理整頓することで「すぐに内容を思い出せる」ことができ、いわばマルチタスクを無理なくこなせるようにしています。

フォルダの中が整理整頓される

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