自動的にファイルのバックアップを作成
- yuji fukami
- 2024年1月15日
- 読了時間: 2分
更新日:9月23日
<概要>
今回は、自動的にファイルのバックアップを作成する汎用プロシージャを紹介します。
作成されたバックアップのファイル名は元のファイル名に[YYYYMMDD]の表示形式で日付が付くようになります。
また保存先のフォルダも引数で選ぶことが可能になっています。
紹介する汎用プロシージャを「Excelブックの保存時のイベントプロシージャ(Workbook_BeforeSave)」で使用することで、指定のExcelブックの自動バックアップができるようになります。特に重要なExcelブックだったり、開発用アドイン(xlam)などは実行例の処理を追加しておいたほうが良いでしょう。
<用途>
特定ファイルを自動的にバックアップを作成しておく
重要なExcelブックやアドインを自動バックアップを作成する
<プロシージャ紹介>
Public Sub BackupWithDateToFolder(FullPath As String, BackupFolderPath As String)
名前: BackupWithDateToFolder /Subプロシージャ
説明: 指定ファイルを指定フォルダに日付をつけてバックアップ
'引数
'FullPath ・・・バックアップするファイルのフルパス
'BackupFolderPath・・・バックアップ先のフォルダパス
<実行例>
次のようなコードを用意します。
コードはThisWorkbookオブジェクトにおける保存時イベントプロシージャです。
コードはサンプルファイルの中に記載しています。
保存先のフォルダは「C:\Test」としていますが、サンプルファイルの実行結果を確認する際はご自身でこのフォルダを用意してください。
実行サンプルのファイル名は「BackupWithDateToFolder.xlsm」としています。

このファイルを起動中に保存するとバックアップ先のフォルダに次のようなファイルが作成されます。

サンプルコードではOneDriveの影響も考慮して「ConvOneDrivePath_LocalPath」を利用しています。
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