【開発事例】ココナラ公開依頼を自動検知し、Discordに即時通知する仕組みを構築
- yuji fukami
- 6月5日
- 読了時間: 2分
💡開発背景
ココナラでは日々さまざまな「公開依頼」が投稿されており、特定キーワードに一致する案件を早期に発見することが受注成功の鍵となります。特に「Excel」「VBA」「マクロ」「GAS」「RPA」など、自分の得意分野に関連する案件はすぐに対応したいものの、常に手動で検索し続けるのは非常に手間がかかります。

🔧開発したシステムの概要
今回構築したのは、ココナラの公開依頼ページを定期的にチェックし、新着の依頼が見つかった場合にDiscordに自動通知するシステムです。
使用ツール:Googleスプレッドシート + Google Apps Script(GAS)
通知先:指定したDiscord Webhook(チャンネル単位で指定可能)
対応端末:PC/スマホ両方に通知が届く
実行頻度:10分ごと(定期トリガー設定)
🧠通知のしくみ
Googleスプレッドシートに、検索キーワードや通知先アカウントを設定。
GASが定期的にココナラのリクエストページをクロール。
新規案件が見つかると、事前に登録したDiscord Webhookを通じて該当アカウントに通知。
通知には、以下のような情報が含まれます:
🏷キーワードに一致した旨のメッセージ
🗓投稿日時・カテゴリ・タイトル・投稿者名
💰予算・応募数・締切
🔗依頼ページのURL

DiscordのWebhook通知により、スマホのプッシュ通知で即時に確認可能。外出先でもすぐに内容を確認し、対応のスピードアップに繋がります。

🔄拡張性と汎用性
検索キーワードを複数設定可能:ワークシートを追加するだけで、新たなキーワードを監視対象に追加できます。
通知先Webhookも柔軟に指定:検索条件ごとに通知先を個別に設定可能。複数人で運用しても使いやすい構造にしています。
新着案件のみ通知:過去に通知済みの案件と重複せず、新規投稿のみを対象とするロジックを実装。
🏃なぜ「自動通知」が重要なのか?
ココナラの公開依頼は、「スピード勝負」です。投稿直後に提案すればするほど、依頼者の目に留まりやすくなり、受注率が高まります。
手動で都度検索していたのでは間に合わない…。そんな課題を完全自動通知で解決するのが本システムです。
✨まとめ
今回ご紹介したのは、自動通知によって即対応を可能にする営業支援ツールです。GASとGoogleスプレッドシートというシンプルな構成で実現しており、特定ニーズに対して即座にアプローチできる体制を作ることが可能になります。
同様の仕組みは、他のプラットフォームや案件収集系サイトにも応用可能ですので、ご興味のある方はぜひご相談ください。



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